不動産を借りる際に必須となる“入居審査”。
ハッキリとした基準が明文化されていないだけに、著名な芸能人でも落ちることがたびたびバラエティ番組で話題にのぼるが、大金を稼いでいるはずの人気YouTuberでもその苦労に直面することがあるようだ。
9月28日のショート動画で、家賃を3分の1に下げたにも関わらず審査に落ちたことを嘆いたのは、登録者数136万を誇るYouTuberのかっつー(26)である。
「かっつーさんは仙台生まれで、元銀だこ店員、高専出身など、自身のキャリアをネタにした動画を多く投稿。テンポのよい早口トークと見る人を飽きさせない編集で人気を得ています。
上京後は度々部屋を替えていましたが、9月25日に公開したショート動画では、現在住んでいるのは港区六本木にある家賃60万円の部屋であることを告白。そうした部屋に“人生で一度は住んでみたかった”といい、実際に住んでみたものの、現在は毎日のように家賃の支払い督促状がきていることを明かしていました。収入に対して、やや“背伸び”して借りてしまった部屋だったようです」(ウェブメディア編集者)
かっつーは動画で、「もともと攻めの投資だと思ってやったから、全然後悔ないです」とキッパリ。
「この周りにいる強者ともすごく会えたし、この家が大きいからこそ配信始めたのね。何事も経験してみないとわかりませんから」と、
住んだからこそ得られた人脈や経験があったとするものの、「その結果、今、自分の首絞めました」と、厳しい台所事情を明かした。
そんなかっつーは同月28日に公開した“続報”で、今度は前述の物件の「家賃3分の1くらい」の物件を選んだにもかかわらず、審査に落ちたことを報告したのだ。
「かっつーさんは“管理会社が厳しかった”“YouTuberって聞いただけでBANするところもあるの”と嘆きつつ、審査対象として動画の内容も見られるのではと推測。最近の投稿がVチューバーやゲーム配信など、他人に“擦り寄った”(原文ママ)ものばかりであることを振り返り、“落ちるに決まってる”とおどけていました。内容にオリジナリティがないことが信頼性を得られない理由なのかと思ったようです」(前同)
実際、「職業:YouTuber」は審査が通りづらいのか。また、審査では何を見られているのか。
賃貸審査突破に強い『エース不動産』を運営する若井直也氏が、「YouTuberが賃貸審査に落ちることは珍しくない」とその実態を明かす。
「むしろ審査が通るのは10%ぐらいですね。落とされる理由は大きく3つあります。まず1点めは、『YouTuber』という存在自体が認知されていないこと。『YouTuber』と名乗る人たちがいるらしい、ということは知っていても、じゃあ具体的に何をしてどうやって儲けているのか、という実態が“よくわからない”。幽霊と同じで、“わからないものは怖い”という理由で、NGにされてしまうんです」(若井氏=以下同)
そんな属人的な判断で審査の通る・通らないが決まっているのかと驚きたくなるが、若井氏は「結局、人が人を審査するので、“感情論”なんです」とあっさり答える。
2点めは、収入面だ。その不安定さに加えて、「きちんと税務申告しているのかどうか」というポイントを重視するのだという。
「正直、ちゃんとした収入申告をしてない方も多いんですよ。すごく多くの登録者数があって、広告収入が潤沢そうな雰囲気を見えていても、収入証明を見せてもらうと、過小申告していたりするケースがよくあって、そういう場合は通らないです」
以下、ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce7f50c45b7abbc100bce314e06470e2e83a77ac?page=1
引用元: ・人気YouTuberでも「入居審査が通らない」のはなぜ? 不動産のプロが明かす“納得の理由” [jinjin★]
厳しいよ
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